書いてるだけで丸裸

とはいえパブリックであることは忘れずに生きたい

20240317 / お初の本屋さんまでぶらり散歩した日

 

昼頃起床。もうちょっと寝ていたい気持ちはあった。即朝食、お椀チキラー玉落とし。今日もゆるめに、ゆるめに。

とはいえ前日の夜日記を書いていなかったり金曜分からはてなに投稿できていなかったりしたので、順番に取り組む。まずは日記。ゆるゆる過ごした日だったからさほど苦労せず色々思い出せた。書いている間に紅茶を淹れたけれど、この辺りの段取りがようやく上手くなってきた気がする。

書き終えて、そのまま続けて金曜分の日記を投稿用にまとめる。結構個人名入れて書いていたのでよくよく見直して書き換えたりしたものの、投稿画面の最終見直しで早々に1箇所モロ出しになっているのを見つける。節穴だけれどギリギリで流出回避できたので、よし。


流石に小さいチキラーだけだと小腹が空いて、15時ごろクリチークラッカー1パックののち、磯辺餅2個。ちょっと炭水化物取りすぎだしちゃんと歩きにいかねば、と重い腰を上げる。今日は本を買いに行くと決めていた。初めて行く独立系の本屋さんまで散歩だ。

町自体は時々歩いていっていたこともあり、ちまちま地図を見なくても近くまでは行ける自信がある。だいぶん傾いてきた日差しの中、気楽に出発する。天気予報の気温から想像はしていたけれど、だいぶんあったかい。念の為巻いてきたストールを早々に外した。

大通り沿いが一番わかりやすいけれど、だいたいの方向はわかっているので住宅街を突っ切る道へ。途中花手水や早咲きの桜に鳥など。

花の名前がわからない。けど綺麗。

薄暗くなってきた頃、無事到着。品揃えはちょっと苦手な書き手さん数名の著作が目につきつつも、見たことのないお名前、見かけない書籍も並べられており新鮮だった。新刊だと『仲野教授のこの座右の銘が効きまっせ!』、既刊だといしいしんじさんの『書こうとしない「かく」教室』が気になったタイトル。ともにミシマ社さん。

思えばいしいさんもずいぶん長いこと、ゆるゆると読ませてもらっている。積極的に熱烈に追っているというより、ふと思い出して手に取った時にいつでも寄り添ってくれ、またふと思い出すじんわりとした温もりをもらっている、うーん、肩の凝らない親戚の家、みたいな。たしか『いしいしんじごはん日記』を最初に手に取ったので、結局食欲に導いてもらっている気がしてきた。

お目当ての『句点。に気をつけろ』を無事入手。不養生続いており、てきめんに花粉にやられくしゃみと鼻水がひどくなってきたため早々に退店。とはいえ疲労感なく、「まだ歩けそう」と折り返しの帰路に入りかけるも、普段の運動量が運動量なので思い直して公共交通機関で帰る。ご自愛、ご自愛。

帰り道、スーパーに寄って食糧少しだけ買い足し。とりあえず明日食べるもののみ。デコポン、ハム、ミルクティ用の牛乳。

 

帰宅して夕飯はそういえば最近自分で作っていなかった鍋にした。豚バラ、ニンジン、キャベツ、ニンニクは在庫整理の余り物。豆苗も買わざるを得ない感じになって買ったやつ。キューブタイプのもと、あごだし味でしばし煮込んでいただく。豚バラの脂の甘さよ。最高。ニンジンはスライサーで千切りにして入れたけれど全く気にならなかった。

ちょっとデザートを食べたい気分もあり、お試しで買って冷蔵庫で寝かせていた〈市川食品〉のみつ豆をいただく。黒蜜が美味しい。が、暖かい日だったとはいえ、冷菓は私にはまだちょっと早かったらしく、寒くなって慌てて茶を淹れた。一瞬ジンジャーティーにしようか迷ったけれど、黒蜜との相性的にパス。


昨日再発見したボストリッジをちょっと掘ってみるとめちゃくちゃ好みだった。声の表現、特に強弱と柔らかさの色気よ。順に聞いてみようと、一番最初に出したシューベルトをかけながら土曜日分の日記投稿記事を作る。

投稿し終えてぼちぼち眠気。手帳にペンを走らせていたが、インクが切れた。ここまで家にあるものを順に使い回してきたが、これが最後の黒ボールペンだった。買い足さざるを得ない。それも早めに。とりあえず急場は焦茶のもので凌いだ。

 

この土日過ごしていた感じで布団をかけていたけれどうっすら寒く、そういえばと天気予報を見るとやはり気温がうんと下がりつつあった。日中20度越えていたのに明け方にかけて10度切ってくるらしい。体がついていかない。毛布をしっかりかけて、エアコンのタイマーもセットして就寝。

明日が納期。ここまでの工程遅れから大変なのはわかっているのだが、不思議と安らかな気持ちで布団にくるまった。充実した日を過ごせば、大概のことはなんともなくなる。