食料品の買い出しに行くぞ、あとゆうちょ口座が手数料かからん時間帯にATM使いたい、という気合いで起床。朗読、『台所をひらく』、読書『脳の外で考える』。
後者に恋人の家でたまたま映画を観ていた、唯我独尊アスリートおばあちゃん・ナイアドが出てきて奇縁に苦笑する。確かにマジあの感じの人柄なら絶対高スコア出しよるわ。対人実験の例が出てくるものの、うーん。数百人だからまあまだマシかな。実験の母数の人数が気になるお年頃である。そうそう、実践してみた瞑想、左脚は割ときちんと追えるけど右脚は走っちゃうことに気づいた。おもしろー。
朝食、「腸内環境整えろ！」ということで繊維質を足したい気持ち。アニメ『ちいかわ』のおかげで影山さんが脳内で歌ってくれている。今日はパンと一緒にトースターに陶板突っ込んで焼いているソーセージの横にエリンギを添えた。塩とオリーブオイルちょい振りで……と焼き上がりに振ってみたけれど、ぜ〜んぜん味がしない。しなさすぎて笑った。もうちょっと度胸が必要でしたな。幸い、ソーセージが味濃いめなのでそちらと一緒に食す。
ずっと雨が降っている。やみそうにないので諦めて買い出し。雨足は強くはなく、霧雨という体だったのでコートのフードで突撃。スーパーを2軒まわったところ結構な勢いで予算オーバーしてしもうた。どうせ使うなら今日買っておいた方がちょっとお得……みたいな気持ちがそうさせてしまったのかもしれない。シフミとか。頑張ってちゃんと使い切ろう。
帰宅後、コーヒータイム。昨日買ってきたシェカを水150ccに対し20gで濃いめに淹れる。引っ越し前に買ってそれきりになっていたTimemoreを使ってみたけれど、クリックがイマイチ。えっこれで大丈夫？ と思いつつ試しに挽いてみるとまあまあの粒度で出てきたので一旦様子見。それにしてもめちゃくちゃ力いるな？ こんなだっけ？ と思いながら20g挽ききる。前は10gでやってたな、そういえば。カフェラテにするつもりだったけれど、味見したら酸味が結構あってそういう感じじゃないな？ とストレートで飲む。コーヒーの酸味、あんまり得意じゃないけれど、このシェカの果実系の酸味と傷んだ酸味の違いはがわかるような気がしてきた。成長。
そしてまんまとATMに寄るのを忘れたことに気づく。えー、そのために頑張って午前中にお家出たんだけどな〜。いつが手数料かかるんだっけ、と調べ直したところ、郵便局併設のところなら大体かからないことを理解。この間手数料かかるよ、って出て怯んだのは駅横のATMでした。そもそも銀行からの資金移動だし、振り込み手数料のかからない三井住友から入れておく運用でも全然問題ないことに気づく。サービスはどんどん使わせてもらお。
昼下がりの昼食、練習中のパエリア。腸内環境整えろ！ の延長線で野菜多めにした結果、炊き上がりはべっちょり、下は焦げが硬すぎる感じ。野菜を入れすぎてはいけない。学んだ。最初に炊いた時の、ちゃんと野菜の重さも測って作った時が一番安定していたな。もうちょっとあのレシピに沿って作るべきなのかも。あと味が、こう、もう一息決まらない。もうちょっとだしというか、旨味を求めている。
夕方にかけてようやく日記の更新をするが、時計の時刻と外の明るさがイメージ一致せずちょっとびっくりする。そうだよね、春分すぎたから日も長くなるよね〜。時計と画面と交互に見ながらなんとか更新し、バタバタとシャワー浴びて最寄駅から恋人の家へ。火曜日に開けてそのままになっていた白ワインを持参。
ポスティングで入ってたクーポン使ってみようと思うんだけど、ということで久々の出前！ 中華系食べたい、とのことだったのでそちら方面を探すけれど白に合いそうなのがなく、ようやく見つけた海鮮と青梗菜の炒めがあるお店にする。他、ナスと豚ピリ辛炒めとチャーハン。青梗菜のあっさりさ、ナスの油を吸った甘味など、味自体は文句なし。美味しいねえ、うまいな、と言いながらつつく。チャーハンが少し多くて明日に持ち越し。
私からは上野で遊んできた話、彼からは片道3時間サイクリング(散歩ではなくてサイクリングだった)、少し遠い大通りの量販店までが散歩にちょうどいい話などでお互いのここしばらくを共有し合う。
〈一蘭〉のインスタント麺が量販店に売っていて危うく買いかけた、という話を聞いて、バスで1本の街まで行けばあるんだしお高いインスタントよりも食べに行けば？ と返したところ、なぜか明日は朝から歩いてそこまで行くことになった。片道2時間を確認しながらウキウキしている酔いどれモードの恋人がいる。往復4時間だぞ？ この展開は予想していなかった。
夢の導きで上野参りの次は彼氏に引かれて〈一蘭〉詣でになろうとは。「正論ビンタされて目が覚めたわ、俺」とのことだったけれど、ビンタの倍ぐらいの勢いで引きずられている気分。とはいえ、こういうの、面白いんだよな〜。酔った勢いで決める外出だ〜い好き。
ほか、結構遅くまで取り留めもない話で話し込んで、1時ぐらいに床に着く。初老の我々には珍しく夜更かしだった。
