書いてるだけで丸裸

とはいえパブリックであることは忘れずに生きたい

20240304 / うっかり凍えた日

 

朝から気持ちよく晴れ。朝読書、『気づいたこと、気づかないままのこと』。朝食の片付けも終えていざ日記、と気合を入れて書き始めたのは多分11時ごろだったが、気づいたら家を出る時間を過ぎようとしていた。昼食を取らずに慌てて飛び出す。

 

時間がなさすぎて髪は整髪料もつけずに束ねただけ、服も普段より一枚薄着で来た。てきめんに寒い。昼食をとっていないことで内側から熱を生まず、薄着のせいで外側の寒さから守らず、おかげで仕事に集中できず。というのは言い訳でしかないが、上腕が常にうすらひんやりしているのには辟易した。

 

ひんやりしながらも読み進め、隣が帰ってくるのと同時に社食へ向かった。ホワイトボードのメニューが輝いている。フライか、肉か。どちらも魅力的で、大当たりの献立だ。一瞬の逡巡ののち「コロッケお願いします!」と注文していたのは、油の熱量欲しさからだったのかもしれない。

味噌汁になごみ、ちゃんと温かいが熱すぎないコロッケにやっと生きた心地がした。普段より5分は早く食べ終わったように思う。

 

本来の納期を過ぎている職場は人も少なく、どこかしんとしていた。そんなだから、次の仕事は相当進行が遅れている、という上の人の小声の話も自然と耳に入る。再来週は修行だ。徳を積もう。歯を食いしばれ。

 

ともあれ今回の仕事はほぼ終わり、目処がついたとのことであとは上司に任せて帰宅。公共交通機関で帰れはしなかったが、タクシーに乗って帰ってみればいつもの時間に帰ってきてスーパーに寄り道したぐらいの時間でほっとした。

 

2食しか食べていないことによるそこはかとない空腹を感じたものの、何も食べずに働くことを考えればどうってことない。どこかふわふわと、しかし冴えた部分があったが、電化製品をフル活用してなんとか眠りについた。祭りの名残りは、いつだってそう簡単に寝かせてはくれないのだ。